以前は秋冬ネイルの定番だったマットネイルですが、最近では春夏ネイルにもマットネイルを楽しむ方が増えてきました。
この記事では「マットネイルに興味があるけど、どんなふうに使用するか分からない」という方や、「セルフネイルでも簡単に取り入れられるマットネイルデザインを知りたい」という方向けに、マットコートについて詳しく解説していきます。
マットネイルにチャレンジしてみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
【初心者向け】マットネイルのやり方|セルフネイルにおすすめ人気デザイン10選も紹介♡
通常のトップコートとマットコートの役割りの違い
マットネイルとは、ツヤのあるネイルをマットな質感に変えたネイルで、すりガラスのような質感をしたネイルのことを言います。
ネイルのツヤを消してマットなニュアンスを楽しめるというマットネイルの特徴は、既にご存知の方も多いかと思います。
ここでは、基本的な「通常のトップコートとマットコートの違いってなに?」と疑問に思う方にも分かりやすく、それぞれのトップコートの役割の違いについて解説していきます。
トップコートの役割り
ここでは一般的なトップコートの役割について分かりやすく解説していきます。
役割り① マニキュアやジェルネイルの保護
トップコートの役割は2つあります。
一つ目は、先に塗ったベースコートやネイルカラーの保護です。
せっかく塗ったネイルカラーやネイルアートがすぐに取れたり傷がついたり、曇ってしまったりしないように、外的な衝撃から保護してくれるという役割があります。
トップコートをしっかり塗ることで、マニキュアやジェルネイルの持ちが良くなり、マニキュアやジェルネイルを長く楽しむことができます。
役割り② マニキュアやジェルネイルの光沢をだす
二つ目は、ネイルの光沢を出すことです。
毎日の手作業で、マニキュアやジェルネイルの表面は細かい傷がつきやすく、そのままではツヤのある光沢を長く維持することはできません。
トップコートを塗ることで、先に塗ったマニキュアやカラージェルに光沢を与えてくれます。
アートを施している場合も、トップコートを塗ることでデザインが馴染んでくれます。
マットコートの役割り
マットコートの役割はただ一つ!
マニキュアやジェルネイルの質感をすりガラスのようなマットに仕上げるだけ!です。
マニキュアやジェルネイルの光沢をなくし、マットに仕上げるためだけの役割をしています。
そのため、マニキュアやジェルネイルを補強することはできません。
マニキュアの場合
マニキュアの場合は、トップコートをマットコートに置き換えて塗っていきます。
工程が増えるわけではなく、置き換えるだけなので簡単ですね。
ジェルの場合
ジェルネイルではトップジェルを塗った後にマットジェルを塗ってマットに仕上げます。
先述したような、通常のトップコートがマニキュアやジェルネイルを保護するような役割をマットジェルは持っていません。
そのため、ジェルネイルに関しては、通常のトップジェルの工程を省くことはできません。
トップジェルの工程を省いてしまうと、ジェルネイルの強度が落ちてしまいます。
先に塗ったベースジェルやカラージェルの保護ができず長持ちしなくなるため、トップジェルまでは通常に仕上げて、最後にマットジェルを仕上げに塗るようにします。
最近では強度のあるマットジェルもあるようですが、ブランドによって仕様が違うため、事前に確認が必要です。
ジェルネイルの場合はマットネイルの工程に注意しましょう。
マットネイルに必要なもの
ここでは、マットネイルにするためのアイテムについて解説していきます。
マニキュアの場合:「マットコート」
マニキュアの場合は「マットコート」を準備します。
マットコートはネットだけでなく、店頭でも購入することが出来るため、すぐに使いたい方にはおすすめですね。
ジェルネイルの場合:「マットジェル」
ジェルネイルの場合は「マットジェル」と言い方が変わります。
ジェルネイルでマットネイルをしたい方は「マットジェル」や「ノンワイプマットジェル」で検索すると探しやすいです。
最近では、セルフさんもプロが買いに行くようなお店でマットジェルを購入する方も非常に増えています。
しかし、販売場所が限られているため、遠方だと買いに行くのが大変だという方も多いでしょう。
ネットで探すとプロ仕様のジェルネイルをセルフさんが購入できるサイトもあるため、ネットでマットジェルを探してみるのもおすすめです。
最近では100均でも購入出来るものありますが、中国製に抵抗がある方や、自分の肌(爪も肌の一部の角質が硬くなったもの)に直接つけるものは化粧品登録されたものがいいなど、生産国や成分、化粧品登録などにこだわる方も少なからずいるでしょう。
ネットでも製造国や全成分、化粧品か雑貨かなど確認することができるので、心配な方は購入前に商品ページをしっかりチェックするといいでしょう。
マットネイルの基本的なやり方
「マニキュアやジェルネイルをマットにしたいけどやり方が分からない」「マットネイルにする手順を詳しく知りたい」と、マットネイルのやり方について疑問に思う方のために、マットネイルの基本的なやり方を解説していきます。
ここではマニキュアの場合の手順とジェルネイルの場合の手順をそれぞれ詳しく解説していきます。
マニキュア編
ここではマニキュアの場合のマットネイルの手順について解説します。
①ベースコートを塗る
爪にベースコートを塗って下準備をします。
ベースコートを塗ることで、カラーの発色を良くし、自爪への色素沈着を防ぐ事が出来ます。
②カラーマニキュアを塗る
次に、好きなカラーマニキュアを塗ります。プロのような均一でキレイな発色に仕上げるためには2度塗りがおすすめです。
1度目→ 爪からカラーがはみ出さないよう、ガイドラインを作るように塗ります。
2度目→ 1度目のムラをなくしキレイな発色に仕上げます。
③マットコートを塗る
最後にマットコートを塗ります。
たっぷり爪全体に塗り残しが無いように塗りましょう。
しっかり乾いたら完成です!
ジェルネイル編
ここではジェルネイルの場合のマットネイルに仕上げる手順について解説していきます。
①ベースジェルを塗る
爪にベースジェルを塗ります。
規定の時間を守ってネイルライトで硬化します。
②カラージェルを塗る
次に、カラージェルを塗っていきます。
ジェルの場合も同じく2度塗りを行います。
塗る工程はマニキュアと同じです。
1度目→ 爪からカラーがはみ出さないよう、ガイドラインを作るように塗ります。
2度目→ 1度目のムラをなくしキレイな発色に仕上げます。
先日、カラージェルについて、こんな話を耳にしたため、もし勘違いしている方がいたら特に注意が必要なので、ここでお伝えしますね!
カラージェルはクリアジェルと違って仮硬化の概念がありません。
例えば、30秒硬化しないといけないカラージェルを10秒で切上げる事は出来ません。
規定の時間しっかりネイルライトに当てて固めましょう!
クリアジェルでパーツを留めるために仮硬化を行うことがありますが、カラージェルではそのような必要はありません。
カラージェルで短い硬化時間で済ませてしまうと、硬化不良を起こす原因になります。
このような間違った使い方を続けていると、見た目の美しさだけでなく、アレルギーを引き起こす原因となる可能性もあるため、カラージェルの硬化時間は必ず守るように気をつけましょう!
カラージェルに「仮硬化」は存在しない!
③トップジェルを塗る
カラージェルの硬化が終わったら、トップジェルを塗っていきます。
しっかりネイルライトで規定の時間で硬化します。
拭き取りが必要なトップジェルも、ここでは拭き取らなくてOKです。
④マットジェルを塗る
最後にマットジェルを塗ります。
塗りムラがないように、薄く均一に塗ります。
塗り残しがある箇所はツヤが残ってしまうので注意しましょう。
規定の時間でネイルライトで硬化したら、未硬化ジェルをエタノールなどで拭き取って完成です!
ノンワイプタイプのマットジェルを使う場合は、拭き取りも不要なのでネイルライトで固めたら完成です!
ノンワイプタイプのマットジェルを使用する際は、厚く塗ると硬化熱が発生する事があるので注意して下さい。
ノンワイプタイプは硬化熱が出やすい仕様のものが多いため、硬化熱を感じやすい方は、塗る量に気をつけましょう。
マットコートでできる事
「すりガラスみたいなマットネイルになるのは分かったけど、マットコートでどんな事ができるの?」「マットネイルにすると、どんなメリットがあるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここではマットコートを使ってできることやメリットについて解説していきます。
ツヤを消してマットなニュアンスを楽しめる
いつものネイルがマットコートを一塗りするだけですりガラスのような仕上がりになります。
マットなニュアンスを気軽に楽しむことができます。
例えば、同じ赤でも春夏は明るい赤を塗って、秋冬はボルドーなどの落ち着いた赤を塗り分ける方も多いのではないでしょうか。
マットコートがあれば、春夏はツヤネイルで元気な雰囲気の赤ネイルにして、秋冬はマットネイルでトーンを変えて落ち着いた赤ネイルを楽しむ!なんて事も出来ますよね。
1色で2パターンのトーンを楽しむことができます。
マットネイルでデザインのアレンジができる
マットネイルの特徴をうまく利用して、アレンジした使い方でアートに活用することができます。
マットネイルアレンジ① ミラーネイル
マットネイルの特徴として、ミラーパウダーがつきにくいという点が挙げられます。
そのため、ミラーパウダーを一部だけに使いたい場合は、ミラーがついて欲しくないところにはマットコートを塗っておくと、様々なアレンジのネイルアートを簡単に取り入れられます。
マットネイルアレンジ② 水彩ネイルやインクネイルなどのたらし込みアート
マットコートが出てきたおかげで水彩ネイルやインクネイルなどの、たらし込みアートが簡単にしやすくなりました。
マットコートが発売される以前は、ジェルネイルの表面をバッファーで削ってマットに仕上げてから水彩ネイルやインクネイルなどの、たらし込みアートをしていました。
今ではマットコートが必需品です!
マットネイルアレンジ③ クレヨンネイルや手描き風ネイル
マットコートで仕上げた後に、色鉛筆でアートを描くことができるようになります。
手描き感が素朴でかわいいですよね。
マットネイルの簡単デザインアレンジ10選
ここでは初心者さんでもセルフネイルに取り入れやすい簡単で大人かわいいマットネイルデザインをご紹介していきます。
マットネイルデザイン① ワンカラーアレンジ
シンプルにワンカラーをマットネイルにアレンジ。
パステルカラーが肌なじみのいい落ち着いた雰囲気に。
マットネイルデザイン② ツヤネイル×マットネイル
どちらもツヤネイルにマットネイルを掛け合わせたシンプルなネイルデザイン。
挿し色の指だけマットネイルにアレンジするのもかわいいですね。
マットネイルデザイン③ ミラーネイル×フレンチネイル
ミラーネイル×フレンチを2パターンご紹介します。
1つ目は、先端をミラーパウダーにしたあとに、全体的にトップコートをかけてツヤネイルに戻したデザイン。
マットコートのおかげで、ミラーパウダーとそうでない部分の差がはっきりと際立ちます。
2つ目のデザインは、仕上がりにマットを残したデザイン。
先端のミラーパウダー部分のみ最後にトップコートを塗っているため、ミラーパウダーがのっていない部分は、マットのままです。
より、ツヤとマットのコントラストが際立つマットネイルデザインです。
マットネイルデザイン④ レースネイル
こちらはシールを敷き詰めてレース風に仕上げました。
ツヤをなくすことで、レースのような風合いを簡単に演出できます。
マットネイルデザイン⑤ 3Dネイル(エンボスネイル)
3Dネイル(エンボスネイル)を2つご紹介します。
1つ目は、ワンポイントにソリッドジェルなどの粘度の高いジェルを使用して、3Dネイル(エンボスネイル)に仕上げました。
このデザインも、3D(エンボス)部分のみツヤ仕上げで、全体的にマットコートでアートとのコントラストを楽しめるネイルデザインになっています。
2つ目は、マットネイルの上にアートを描いた3Dネイル(エンボスネイル)です、
アートのレオパード模様だけツヤに仕上げているので、レオパード模様が浮き上がって見えます。
マットネイルデザイン⑥ 垂らし込みネイル
インクが滲みやすいように、マットコートを仕込んでいるデザインです。
この見本ではツヤに戻していますが、仕上がりは好みなのでマットコートで仕上げても雰囲気を変えて楽しめるでしょう。
マットネイルデザイン⑦ クレヨンネイル
クレヨンネイル風のネイルデザインですが、実は色鉛筆で描いています。
マットコートの上からは、色鉛筆でアートを描くこともできます。
アート部分はマットネイルに仕上げて、他の挿し色のワンカラーはツヤ仕上げにしました。
マットとツヤのコントラストがかわいい、ポップなマットネイルデザインです。
マットコートを検証
ここでは実際に筆者が使ったことのあるマットコートを使って比較検証してみました。
マニキュアとジェルネイルでそれぞれ検証してみたので、ぜひ参考にしてください。
マニキュア編
最近ではマニキュアでもマットコートを販売しているメーカーさんもいくつかありますよね。
マニキュア派さんは、ぜひ今回の検証結果を参考にしてください。
①P・O・I [オーピーアイ]
・乾く時間 60秒(カラーの乾く時間は考慮しない)
・テクスチャー さらさら
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 アメリカ
・登録 化粧品
乾く時間が早いのは嬉しいですね!
キャップ部分も長さがあり持ちやすく塗りやすいです。
ミラーパウダーもつきにくいです。
②DEBORAHLIPPMANN [デボラリップマン]
◇特徴
・乾く時間 90秒(カラーの乾く時間は考慮しない)
・テクスチャー さらさら
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 アメリカ
・登録 化粧品
こちらもO・P・Iほどではないものの、乾く時間は早いです。
こちらもミラーパウダーがつきにくかったです。
ボトルは四角く安定感がある形状なので、容器を倒す心配がありません。
③NAIL HOLIC [ネイルホリック]
◇特徴
・乾く時間 2分30秒(カラーの乾く時間は考慮しない)
・テクスチャー ほんの少しとろみ
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 日本
・登録 化粧品
乾く時間は他の2種に比べると長いです。
ボトルの形状も細長いので倒さないように注意が必要です。
キャップ部分も短いので、塗りにくさを感じます。
しかし、ボトルが小さいので省スペースなのは嬉しいです。
比較的ミラーパウダーもつきにくく、マニキュアのマットコートはどれも優秀な印象でした。
価格帯はDEBORAHLIPPMANNが一番高いです。
NAIL HOLICは低価格帯で、ドラッグストアでも手に入りやすいのが嬉しいですね。
ジェルネイル編
特にセルフネイル初心者さんには、マットコートはボトルタイプでノンワイプ仕様のものがおすすめです。
ボトルタイプはマットコート用のネイルブラシを準備する必要がありません。
また、ノンワイプタイプであれば、ネイルライトで硬化後は拭き取りも不要のため、手軽にマットネイルを取り入れることができます。
ここではボトルタイプの中でもノンワイプ仕様のマットコートに絞って紹介していきます。
①OMD [オーエムディー] ノンワイプマットトップジェル
◇特徴
・硬化時間 20秒(参考:36Wネイルライト)
・テクスチャー さらさら
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 日本
・登録 化粧品
硬化時間は20秒と時短なのが嬉しいです。
テクスチャーもさらさらで薄く塗りやすいです。
容器形状も一番持ちやすく感じました。
②INITY [アイニティ] ノンワイプマットトップジェル
◇特徴
・硬化時間 30秒(参考:36Wネイルライト)
・テクスチャー ややもったり
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 日本
・登録 雑貨
テクスチャーは、ややもったりしています。
ハケ跡が残ることがあるので、ハケ圧には注意です。
ミラーパウダーも残りますが、気になるところは拭き取るといいでしょう。
③it’s [イッツ] ノンワイプマット
◇特徴
・硬化時間 30秒(参考:36Wネイルライト)
・テクスチャー さらさら
・攪拌 軽く振る程度でOK
・製造国 中国
・登録 雑貨
ミラーパウダーが全くつかず、個人的に一番使いやすいと感じました。
今回は検証用でベースカラーを黒にしましたが、画像でも、漆黒ブラック感が伝わるでしょうか。
また、ハケ先も薄くてキューティクル(甘皮)周りが塗りやすいです。
④Miss Mirage [ミス ミラージュ] ノンワイプマットトップジェルR
◇特徴
・硬化時間 20秒(参考:36Wネイルライト)
・テクスチャー さらさら
・攪拌 不要
・製造国 ―
・登録 化粧品
WEB上でも明確に記載しているサイトがなかったので上記の特徴欄は未記入です。
しかし、化粧品製造許可証がサイト上に表示されていたため、日本での製造ではないか…
と、思われます。
他の3種に比べるとボトル容器が小さくキャップも短いです。
その分持ちにくさと塗りにくさを感じましたが収納はしやすいと思います。
高さの低い引き出しにも収納可能です。
セルフさんには、今回紹介したようなノンワイプ仕様で容器もボトルタイプが使いやすくておすすめです。
硬化時間も30秒以内なので、乾くのに時間がかかるマニキュアに比べると、すぐに手が自由に使えるのは嬉しいですね。
まとめ
マットコートはマニキュア派さんにもジェルネイル派さんにも人気のアイテムです。
マットコートさえあれば、気軽にマットネイルを楽しむことができます。
マットネイルが初めての方も、ぜひネイルを楽しむアイテムの一つとして試してみるのもよいのではないでしょうか。
また、セルフネイルでも簡単にチャレンジできるデザインも沢山あります。
いつもと違うマットネイルで、さらにネイルライフを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
◇そのほかの記事
アイラッシュ記事はこちら
ネイル関連記事はこちら
スキンケア関連記事はこちら
◇KOPEand…[コペンアド] Instagramはこちら
https://www.instagram.com/kopeand2203/
コメント