家事や仕事で手を使う機会が多く、年中手荒れに悩まされているという方も多いですよね。寝る前の保湿ケアもしてるけど改善されない…と感じている方もいるのではないでしょうか。私も長年手荒れに悩まされてきましたが、あるハンドケア方法を実践したところ、見違えるほど手荒れが改善しました。
ここでは、他の人がやっていない、私が実践した「たった1つのハンドケア方法」について詳しく解説していきます。とても単純なことなのですが、分かってるけど「やらない」人が多いです。
あなたの手荒れも、普段のケアにプラスして行うことで、劇的に改善するかもしれません。色んな方法を試したけど改善しない方、手荒れを早く改善したいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
美容のプロとして施術経験を経て、現在は美容商社にて勤務。
また、自身のプライベートサロン”KOPEand…”[コペアンド]も運営。
このブログではスキンケアやネイル、マツエクなど美容をテーマにした記事を投稿しています。
ブログを読んでくださった方々に役立つ情報を配信していきます!
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■保有資格
美容師免許
ネイリスト技能検定試験1級
日本化粧品検定1級
手荒れになる原因
手荒れになる原因にはいくつかありますが、ここでは一般的な手荒れになる原因について解説していきます。
水に触れる機会が多い
水仕事でお湯を使ったり洗剤を使うなど、水に触れる機会が多い方は肌荒れになりやすいです。なぜかというと、長時間水分や洗剤に触れていると、お肌のバリア機能が低下することがあるからです。
また、お湯は皮脂を過剰に洗い流してしまうことがあるため、お肌の潤いを奪ってしまいす。
上記などの影響で、皮脂の減少やバリア機能の低下により、お肌が乾燥しやすくなります。これが、手の痒みやアカギレなど、肌荒れの原因に繋がります。
なぜ水に濡れると肌が荒れる?
なぜ、水にぬれた手を放置すると手が荒れるのでしょうか。水に濡れた手を放置すると、手についた水分が蒸発していきます。その時に、お肌の潤いまで一緒に奪ってしまいます。それにより、お肌の乾燥が進み肌荒れの原因となります。
お湯はお肌の乾燥を加速させるので、どうしてもお湯を使う場合は、温度を上げすぎないように気をつけるようにしましょう。
乾燥したお肌はバリア機能が低下して、外からの刺激を受けやすくなります。痒くなって掻きむしったり、お肌が切れて出血したりする原因はズバリ!「乾燥」なのです。
顔なら絶対にしないことを、手ではやっちゃうんですね。
皮膚疾患がある
アトピーやその他、皮膚疾患があるという方もいるでしょう。ホームケア方法については、専門医と相談することをおすすめします。
私の手荒れが起きた箇所
ここでは、手荒れをしていた当時、よく手荒れの起きた箇所について説明していきます。
あなたの手荒れと当てはまるか、ぜひチェックしてくださいね。
手荒れ箇所①:指の股
手荒れをしていた当時の画像はありませんが、痒くなってただれていた箇所は指の股です。
手荒れ箇所②:親指の付け根
範囲も広く、痒くて掻いてしまった後は、肌がブツブツのガサガサになっていました。
少し肌が切れていることもありました。
手荒れ箇所③:指の関節
私の場合は手の甲側の関節があかぎれになることが多かったです。
私が実践した!たった1つのハンドケア方法
ここでは、保湿ケア以外に私が実践したハンドケア方法を詳しく解説していきます。
実は、誰でもできる簡単なケアなのに、私の周りで実践している人はほとんどいません。
恐らく、そんなに大事なことだと思っていないんですね。
誰でもできる簡単ケアに興味があるという方はぜひチェックしてくださいね!
肌荒れ知らずのハンドケア方法はコレ!
ズバリ!「手をよく拭く」です。
「え??それだけ?!」と思う方もいるかもしれません。
仕事や家事で水仕事や手洗いが多いという方は沢山いますよね。私もそのひとりです。
手荒れをしている当時は、そんなにキチンと手を拭いていませんでした。「どうせまたすぐ手を洗うし…」「またすぐ濡れるのに、しっかり拭く意味がない」こんなふうに思っていました。
手荒れが気になっている人にこのアドバイスをしても、昔の私と同じ言い訳をして、実践しない人がほとんどです。
この状態で薬局で塗り薬を買ってきても、手荒れを起こす原因を改善しない限り、何を塗っても無意味です。
ですが、キチンと手を拭くことを意識して実践した結果、手荒れ知らずの手肌を手に入れることができました!
10秒後にまたすぐ手が水に濡れるとしても、必ずしっかりと手を拭くようにしました。手を拭く時は、指も1本ずつ拭きます。
キッチンにかけてる手拭き用のタオルは、以前に比べるとすぐにビシャビシャになります。
外出先でもハンカチは吸水性のいいタオルハンカチを持ち歩いています。
外出先のトイレでは、送風で乾かす人もいますが、私は絶対に送風は使用しません。洗顔後、タオルで顔を拭かずにドライヤーの送風で乾かす人なんていないですよね?手荒れ対策には、顔と同じように濡れたらすぐに水分を完璧に拭いてあげることが大切なんです。
保湿をするタイミング
保湿は、水仕事の合間にすることは難しいため、水仕事が落ち着いた後や、外出先で手を洗った後、お風呂上がりなど、「このあとすぐに水に触れないな」というタイミングでハンドクリームを塗るようにします。
おすすめのハンドクリームは?
私の場合は、ハンドクリームの種類で効果の違いを感じたことはありません。
いい香りのハンドクリームやテクスチャー違いのハンドクリーム、配合成分推しのハンドクリーム、ブランドもののオシャレなハンドクリームなど、ハンドクリームの種類は様々ですよね。
ですが、基本的に「保湿」ができればどんなハンドクリームを使ってもいいと思っています。
ハンドクリームは「何を使うか」より、「手を洗ったら手拭きと保湿はセット」と、忘れずにハンドクリームで保湿ケアすることが大切です。
ハンドクリームや保湿化粧品は、あなたが日常使いしやすい物を選ぶといいでしょう。
まとめ
私が手を拭くようなったきっかけは、手をよく拭かずに放置している時って、やっぱり手元が不快なんです。濡れている箇所の水分が蒸発して乾燥していくような、突っ張るような感覚がありました。それが不快に感じて手を拭くようになったら、手荒れをしなくなっていました。
寝る前にバターのようにハンドクリームを塗ってラップを巻いて、手袋して寝た時もありましたが、その時はいいんです!そのあとが続かない。
しかし、手荒れを繰り返す原因は保湿以前にありました。
そもそもの原因を解決せずに、保湿のみの対処療法だけしても、手荒れは改善しません。手をしっかり拭くなんて、「今までやってなかった!」という方は、試しにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。お金もかけずに、ただ「キチンと拭く」だけで、手荒れから解放されるかもしれません。
この記事を読んでくれた方の手荒れが、美肌に変わるきっかけになってくれたら嬉しいです!
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